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協業事例

CREATION OF NEW SERVICES

三井不動産グループのフィールドで
新たなサービスの創造を

31VENTURESでは、スタートアップの優れたサービスとビジネスモデルを三井不動産グループのリソースと掛け合わせた共創を推進しています。
オフィス、商業施設、住宅、ホテル、物流など、各事業部の課題やニーズを把握しながら幅広い既存事業の課題解決や新規事業開発に挑戦しています。

数字でみる 31VENTURES

スタートアップとの共創実績

※2016-2020年累計

  • 出資・協業検討社数

    4,000

  • 各事業部、
    グループ会社への
    マッチング数

    500

  • 協業実現件数

    100

  • 出資社数

    42

  • 出資先国数

    5か国

  • 31VENTURES
    オフィス入居者数

    50

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スタートアップとの共創事例

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オフィス入居をきっかけに、ワークスタイリングにシステム導入
画面上の操作ガイドで利便性向上&入力ミス削減
テックタッチ株式会社

三井不動産のなかでの31VENTURESの役割の1つは、スタートアップと各事業部との橋渡しである。2018年に31VENTURESが運営するスタートアップ向けオフィス「THE E.A.S.T. 霞が関(旧 31VENTURES霞が関)」に入居したテックタッチ株式会社は、翌年にビルディング本部の法人向けのシェアオフィス事業「ワークスタイリング」への導入が決まった。入居から導入までの進め方について紹介する。

「THE E.A.S.T. 霞が関」の入居が最初の出会い

テックタッチは、さまざまなウェブサイトの画面上にユーザー向けシステム操作・入力ガイドを表示できる、プログラミング知識不要で作成可能なローコードサービスを展開するSaaS企業である。2019年のβ版ローンチ後、わずか1年で大手企業を中心に35社に導入されるなど、勢いのあるスタートアップだ。

テックタッチと31VENTURESの出会いは2018年秋。テックタッチが当時新しいオフィスを探していた時に31VENTURESを紹介してもらったことがはじまりだ。条件に合わせて紹介されたのは虎ノ門駅徒歩3分に位置する「THE E.A.S.T. 霞が関」。「想定したよりもはるかに施設も良いし、金額も安い。」と内見してすぐに入居がきまった。そして、入居にあたっての面談のなかで、31VENTURESから「三井不動産に期待する支援・コラボレーションはないか」との質問で、三井不動産との共創の可能性を知る。

31VENTURES 塩畑「テックタッチ社のサービスは、当社のもつ課題を解決できると確信しました。当社グループ全体でも導入できるほどの技術と感じましたが、まずは自分が前に関わっていた法人向けシェアオフィス事業「ワークスタイリング」に話しを持っていこうと。」

導入決定の要因は「計画的な進め方」と「使いやすさ」

「ワークスタイリング」の課題ははっきりしていた。「ワークスタイリング」の契約企業が利用する管理システムの利用方法が難しく、使い方に関して直接問い合わせがくることも少なくなかった。システムの画面上に使い方のガイドを表示することができるテックタッチのサービスは、この課題解決に直接つながる。しかし、導入提案は慎重に進めた。

31VENTURES 塩畑「当社のテナントであるテックタッチ社をいきなり事業部に紹介しても、事業部の方たちは「何者なの?」と壁を作ってしまう。まずゆるやかに雑談をしに行きました」

提案の中では、会社概要やサービスの説明だけではなく、塩畑自身が作成したデモ画面を見せて説明を行った。概念で説明しても、上層部には伝わりづらい。上層部も含めてグループのメンバーが評価をえるまで、2か月ほどかけて画面操作しながら説明し、導入検討をすすめていった。

導入の決定を後押ししたのは「設定が簡単」なこと。いかに優れたサービスであっても導入後に、運用時の負荷が気になる。その中で、31VENTURESの塩畑が「自分で設定してきた」と説明したことは導入への大きな後押しとなった。

ワークスタイリング 皆川「最初から事業部の担当者がテックタッチさんから営業を受けて、このサービスを導入したいと思ったとして、テックタッチさんの世間的な評価が私たちには分からないですし、上司に掛け合うにしても、通常業務を行いながら提案を進めるには結構時間と労力がかかります。その点、組織を知っている31VENTURES塩畑の根回しがあったことで、導入をスムーズに進められました。」

全社での導入検討へ拡大

「THE E.A.S.T.霞が関」の入居案内からはじまり、わずか1年後には「ワークスタイリング」での導入、さらに現在は三井不動産グループの社内システムでの導入検討も進んでいる。

テックタッチ 井無田「導入については、ゴール前にパスをもらう形でした。31VENTURESはスタートアップへの寄り添い方が圧倒的だったと感じています。何か新しいことをやらなければいけないという危機感や実行力もすごい。スタートアップは、恩人に育ててもらうような感覚がすごくあります。最初は何者でもないですし、有名でもない。信用もなければプロダクトもまだ成熟していない。そんな中で、「このビジネスがいけるんじゃないか」と信じて応援してくださる方の存在は大事で、まさに31VENTURESは僕らにとってそういう存在でした。」

テックタッチ株式会社
https://techtouch.jp/

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  • Q.

    協業の相談はどのように
    したらよいでしょうか?

    A.

    CONTACTより、具体的な協業案を記した提案書を添付の上、お問い合わせください。添付書類を確認の上、投資・協業の可能性に鑑み、該当した場合のみ2週間以内に返信をさせていただきます。予めご了承いただきますようよろしくお願い申し上げます。

  • Q.

    相談から導入、実証実験まで
    に至る期間はどれくらい
    かかりますか?

    A.

    一概には言えませんが、実現事例では半年~1年以上の期間がかかる場合も多くございます。また、残念ながら検討途中で、正式採用に至らないケースもございます。

  • Q.

    どのような領域での協業が
    考えられますか?

    A.

    具体的な領域に限定した協業検討をしてはおりませんが、参考として各ファンド概要の主な領域をご覧ください。