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世界最大級のアクセラレーションプログラム「Techstars Tokyo」開幕!未来を創る起業家と投資家の熱い出会いが始まる

世界最大級のプレシード投資家アクセラレーターである「Techstars」のアクセラレーションプログラム(以下、「Techstars Tokyo」)が、2025年8月18日(月)から東京で始動しました。
2006年に設立されたTechstarsは、これまでに4,400以上の企業に投資し、22のユニコーンを輩出してきた実績を持ちます。三井不動産はTechstarsとパートナーシップを結び、出資や場所の提供、またプログラムに参加するスタートアップの支援を行っています。
Techstars Tokyoの最大の目的は、日本におけるスタートアップの成長支援とエコシステムの発展を目指すこと。世界中から応募があり、厳選された12社が参加します。今回はそんなTechstars Tokyoのスタートに伴い、マネージングディレクターを務める白戸 勇輝氏に、昨年の成果や今年のプログラムにかける思いを聞きました。
※昨年の情報はコチラから
応募数は昨年の2.5倍。採択率1%未満の厳選されたスタートアップが集結
昨年の結果を聞くと、2024年のTechstars Tokyo終了から約9カ月が経過し、資金調達によってさらなる成長を遂げるスタートアップも出てきていると言います。
白戸氏「去年参加した企業で言うと『AssetHub』が3億円の資金調達をしたり、『Dondon Technologies』が1億円弱の資金調達をし、1,000億円以上でクランチロールをソニーに売却した著名な起業家がアドバイザーとして入るなど、プログラム終了後さらなる飛躍を遂げる例が出てきています」
こうした実績は、2025年の参加企業にとっても大きな刺激となるでしょう。そして今年のTechstars Tokyoは、昨年と比べてさらに期待感が高まっていると言います。

白戸氏「今年の応募企業数は、昨年の2.5倍に増えました。結果として採択率は1%を大きく下回るという狭き門になり、その中から厳選された、非常に高いポテンシャルを持つスタートアップ12社が集まりました。応募国数も、昨年の約70カ国から今年は120カ国にまで拡大し、多様で国際色豊かなクラスとなっています。スペイン、マレーシア、ウクライナ、ベラルーシ、米国、もちろん日本など、世界中の地域から起業家が参加しているほか、今年は女性CEOが2名、他に共同創業者になっている企業も2社あります。ジェンダーの文脈でも、昨年と比べて多様になりました」
人工知能、ロボティクス、デジタルインフラなど計12社が3カ月間を共に過ごす
今回のTechstars Tokyoのプログラムは、2025年8月18日(月)からスタートし、3カ月間実施します。8月18日には参加企業12社が、東京ミッドタウン八重洲に集合。当日は、白戸氏の開会挨拶のもと、それぞれの企業の創業者がプログラムにかける思いを伝えました。
参加するスタートアップは、人工知能、ロボティクス、デジタルインフラなどの分野で現実世界の課題に取り組む企業で構成されており、具体的には以下の12社が3カ月間のプログラムを共に過ごします。
企業名 | 創業者・CEO | 国・地域 | 国・地域 |
Blueconomy AI | Aman Beniwal | インド | グローバルな港湾業務のワークフローを高度化する知能型意思決定レイヤーの開発・提供 |
Boxtree | Ethan Sherbondy | 米国 | 空間コンピューティング時代に向けて無限に遊べる楽しいマルチプレイヤーゲームの開発・提供 |
Cascade | Kazuki Miyauchi | 日本 | AIエージェントが洞察を行動に変える直感的な分析プラットフォーム |
Contera AI | Emin Alekperov | 米国 | 企業データや市場データを利益向上につながる広告と SEO に自動変換。 |
DLeader | Qingwen Chen | 日本 | AI エージェントによって、すべての研究者に向けた、より速く、より賢い創薬を実現。 |
O-ID | Stian Jakobsen | 日本 | 特殊な環境向けに特化して設計された完全モジュール式のヒューマノイドロボット・プラットフォームの構築 |
Overwatch | Leo Kotil | スペイン | 高リスクな最前線環境向けに設計された、初の AI ネイティブなマニュアルおよびコンテンツリーダー。 |
Plexis AI | Ahmed Shochin | マレーシア・米国 | 臨床インフラとしての適応型AIエージェント-人間並みの推論で40%の事務的ムダを即時に削減。 |
SoranoAI | Ayako Kawano | 米国 | エネルギー・農業・物流分野向けの気象インテリジェンスを提供するノーコードAIエージェント |
Tokoshie | Tatsunori Watanabe | 日本 | 専門知識なしでアイデアを部品化できる、迅速・低コストなAI搭載3Dプリンティングプラットフォーム |
Trissino | Takahiro Morinaga | 日本・米国 | B2Bチームの成約率向上を支えるAI競合情報分析ツール |
Vibtree | Abhishek Gupta | 米国 | 営業やカスタマーサポートのコミュニケーションを支える音声AIエージェントプラットフォーム |
2025年11月11日(火)の最終日には、「Demo Day」を開催。投資家に向け、自分たちのビジネスをピッチして締めくくります。
シリコンバレー同様、多様性が生み出す「化学反応」に期待
改めて白戸氏は、多様なスタートアップが集まることで生まれる「化学反応」に大きな期待を寄せています。

白戸氏「多様な人たちが集まると、そこでエネルギーの拡散が起こり、さまざまな化学反応が起こることは、シリコンバレーを見ても1番わかることだと思います。というのも、シリコンバレーを筆頭とする米国ではいわゆる『ユニコーン』と呼ばれるスタートアップのうち、過半数以上が米国以外出身の移民起業家によって創立されたと言う統計があります。このことからも、多様な人材がイノベーションを推進する上で不可欠であることがわかります。特に今回のプログラムは、昨年以上に多様な国および背景のスタートアップ起業家が集結しており、私自身、非常に高い期待を抱いています。このプログラムが、シリコンバレーと同様に多様な人材がイノベーションを牽引する場となることを楽しみにしています」
こうした期待感が大きいからこそ、国内外の投資家には、最終日のDemo Dayを待たずに積極的にコンタクトを取って欲しいと呼びかけます。
白戸氏「今年は特に厳選された企業も多く、すでに数億円を超える売上実績があったり、プロダクトが完成して大手企業とPOCをしている企業も数社あります。そのため、Demo Dayを待たずにアーリーステージの投資家の方々には積極的にコンタクトを取っていただきたいと考えています」
また、来年の参加を目指す起業家に向けて、以下のようなメッセージも送ります。
白戸氏「2024年のクラスを見るとわかるように、成功例が既に出てきています。世界のスタートアップ環境は厳しい状況にあり、アメリカでさえ資金調達が困難な中、東京のプログラムは比較的成功を収めていると言えます。2025年も同等の成功を期待しており、来年の起業家にはさらに高いハードルが課せられると思いますが、高い目標を持ってぜひ参加していただきたいです」
3カ月間で、今回参加するスタートアップはどのような成長を遂げるのか。ぜひ、Demo Dayでその姿を見てみてはいかがでしょうか。

▼Demo Day
・日時:2025年11月11日(火)14:00-18:00
・場所:室町三井カンファレンスホール
・主催:Techstars Tokyo、三井不動産、JETRO
※Techstars Tokyoは、内閣府、経済産業省及び東京都の協力のもと、実施されます
・URL: https://lu.ma/kznx9mq6(招待制)
・言語:英語(日本語翻訳あり)