imgimg
imgimg

NEWS

CONTACT

img
お知らせ

FUND
2023.12.21

小型衛星ビジネスを展開するアクセルスペースのシリーズDラウンドに出資

三井不動産株式会社(以下、「当社」)は、グローバル・ブレイン株式会社(以下、「グローバル・ブレイン」)と共同で運営するスタートアップ投資事業「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業(以下、本グロース事業)」を通じて、小型衛星ビジネスを展開する株式会社アクセルスペースホールディングス(以下、「アクセルスペース」)へ出資を実行いたしました。本グロース事業からは、2018年12月のシリーズBラウンドおよび2021年5月のシリーズCラウンドに続いての出資となります。

アクセルスペースは2008年の設立以来、小型衛星を活用した宇宙ビジネスを展開しており、JAXA(宇宙航空研究開発機構)向け衛星を含む9機の実用衛星の開発および打ち上げ、運用を行った実績があります。現在は、2015年から取り組む独自の地球観測サービスであるAxelGlobe事業に加え、2022年に発表したAxelLiner事業の一環として、小型衛星の机上検討から設計製造、打ち上げ、軌道上運用までをワンストップで提供する革新的なサービスの実現に向けた研究開発を進めており、2024年には実証衛星の打ち上げも予定しています。

三井不動産は1990年代後半より、官民地域が一体となった「日本橋再生計画」を推進しており、そのキーワードの一つとして産業の発展を街づくりの観点から支援する「産業創造」を掲げています。2023年には宇宙産業の活性化を目的としたオープンプラットフォームである一般社団法人クロスユーが活動を開始し、宇宙産業共創拠点となる「X-NIHONBASHI BASE」を日本橋に開設するなど、宇宙産業発展とオープンイノベーション推進に向けた基盤づくりを強化しています。

アクセルスペースとは2015年のオフィス拡大移転検討支援から2018年のシリーズBラウンド以降への出資など、長きにわたって連携を行ってきました。本出資を通じて、アクセルスペースが宇宙産業の次世代インフラを実現し、小型衛星業界におけるリーディングカンパニーとなるよう引き続き支援を行ってまいります。
 
■ アクセルスペース について
・会社名 株式会社アクセルスペースホールディングス/株式会社アクセルスペース
・所在地 東京都中央区日本橋本町三丁目3番3号 Clipニホンバシビル
・代表者 中村 友哉
・設立日 2008年8月
・事業内容 小型衛星による地球観測事業、小型衛星等を活用したソリューションの提案、小型衛星及び関連コンポーネントの設計及び製造、小型衛星の打ち上げアレンジメント及び運用支援・受託
・URL https://www.axelspace.com/
 
■ 31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業について
事業名 31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業
運営者 三井不動産株式会社、グローバル・ブレイン株式会社
運用総額 300億円