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2021.11.10

連載「THE E.A.S.T. members」ステージの変化に一気通貫で対応できる|NearMe

日本橋を中心とする東京の東側「イーストサイド」をスタートアップの聖地とすべく、三井不動産31VENTURESが立ち上げた「startup workspace THE E.A.S.T.」。
その「startup workspace THE E.A.S.T.」に集まる、情熱・哲学・ビジョン、そして冷静な戦略を持つ「大人起業家」を、連載「THE E.A.S.T. members」でご紹介します。

第四回は、独自のAIによりルートを最適化し、スムーズなドアtoドアの移動の実現を目指す「株式会社NearMe(ニアミー)」です。企業規模が順調に拡大していく中で、将来的な成長も見越して入居し続けられる点に魅力を感じ、「THE E.A.S.T. 日本橋富沢町」に入居いただきました。

オフィスの入居動機やイーストサイドの魅力について、代表の髙原氏に伺いました。

オフィス移転の動機や背景について教えてください

実は前のオフィスも気に入っていたのですが、事業も成長してメンバーも増えてきたので、もっと広いスペースが必要になったんです。
そこで、いくつかの物件を比較検討しているなかで、「THE E.A.S.T. 日本橋富沢町」に目が留まりました。

THE E.A.S.T. 日本橋富沢町に決めた理由を教えてください

他のオフィスと違うなと思ったのは、設備のバリエーションの豊富さです。
会議室が多くて来客にもオンライン会議にも対応できます。
必要に応じて使えるスペースが多いので、今後会社がさらに成長してメンバーが増えても、施設内で柔軟に対応することができるのは大きな魅力でした。

ニアミーでは週一回はメンバー全員が集まるようにしています。
コロナ禍でリモート前提の働き方が進みましたが、メンバーが集まって議論に集中しアイデアを深める機会は、スタートアップには必要です。
20人前後のメンバーが全員出社をしても、手狭感なく仕事ができるのは、必要に応じて様々なスペースを利用できるTHE E.A.S.T. 日本橋富沢町 ならではだと思います。

入居後の働き方の変化について教えてください

メンバーが働く場所を選択できる環境が整備できて、気分に応じて働き方を変えることができるようになりました。

リモートを前提としてオフィスを無くすのではなく、出社したいメンバーのニーズにも応えられるように場を用意できたことは、良かったと思っています。
実際に「自宅ではなかなか集中できない」という声もあって、出社するメンバーも増えており、意外にも、神奈川などの通勤時間がかかるメンバーが好んで使ってくれています。

日本橋という立地は、神奈川や千葉方面からもアクセスしやすく、隅田川を少し越えると家賃相場も下がってくるので職住近接がしやすい。このアクセス性の高さも、イーストサイドならではの強みだと思います。

THE E.A.S.T. 日本橋富沢町で最も気に入っている点について教えてください

一番は、自分たちのオフィススペースです。
ニアミーにとっては今回が初めての専有スペースなので、皆でアイデアを出しながらいろいろとアレンジし、空きスペースに畳を敷いて茶の間を作ってみました。

仕事の合間に茶の間で小休憩もできるし、集中したいときは2階のフォーカスゾーンを利用できます。もっとリラックスしたいときは1階のカフェでコーヒー飲みながら談笑してもいいわけです。

施設の中に「選択の自由」がたくさんあって、気持ちの切り替えが柔軟にできるのも、THE E.A.S.T. 日本橋富沢町 ならではだと思います。

東京の中心部でこれだけの設備が整っており、トータルの費用感、コスト感は相当お得に感じます。

東京イーストサイドに来てみて、良かったことについて教えてください

オフィス移転に伴い私も近くに引っ越してきて、イーストサイドは生活にも仕事にも適した街だと実感しています。

歴史ある街並みの中に、老舗もあればお洒落なイタリアンやカフェもある。オフィスワーカーもいれば近隣の住民の方もおり、全体的に雰囲気が落ち着いています。

三井不動産との接点が深まったことや、同じように審査を通過したスタートアップが身近にいることも良かったです。

実は、ナレッジ・マーチャントワークスの染谷さんとは以前イベントでご一緒したことがあるのですが、富沢町で再会したときにはお互いのステージも上がっていまして。
スタートアップ経営者として、苦楽を分かち合える方々がいると心強いですし、私たちも頑張ろうと思えます。

東京イーストサイドの一員として、意気込みを教えてください

ニアミーは、ドアtoドアの移動による街の課題解決を目指しています。
コンパクトなエリアに職住が共存するイーストサイドには、弊社が得意とする移動による課題解決もフィットすると思います。また新旧が入り混じるこの地では、様々なプレイヤーが連携して街づくりに関わっていく懐の深さもあるんじゃないかと思います。

そんなイーストサイドで事業を実装し、様々な地域に展開していきたいと考えています。

また、イーストサイドは、私のキャリアの原点でもあります。
社会人のスタートを切ったこの地に、今度はスタートアップ経営者としてコミットしていきたいと思います。

株式会社NearMe 代表取締役社長 髙原 幸一郎
シカゴ大学経営大学院卒。2001年SAPジャパンへ新卒入社。国内外の様々な業界の業務改革プロジェクトに従事したのち楽天に入社。その後、グループ会社の執行役員として日用品EC事業のP/Lマネジメントなどに従事し、2015年からは米グループ会社の副社長/取締役に就任。2017年に株式会社NearMeを創業し、シェアリングエコノミーのMaaSサービスを複数展開している。