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2022.01.24

連載「THE E.A.S.T. members」“その日、自分が最も幸せに感じる働き方”を選べる|ファンタラクティブ

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日本橋を中心とする東京の東側「イーストサイド」をスタートアップの聖地とすべく、三井不動産31VENTURESが立ち上げた「startup workspace THE E.A.S.T.」。
その「startup workspace THE E.A.S.T.」に集まる、情熱・哲学・ビジョン、そして冷静な戦略を持つ「大人起業家」を、連載「THE E.A.S.T. members」でご紹介します。

第二回は、「ユーザーファーストなサービスを伴に考えながらつくる」をコンセプトに、webサービスにおけるUI/UXデザイン開発とエンジニアリングを得意とする「ファンタラクティブ株式会社」です。同社は、「その日、自分が最も幸せに感じる働き方を選択する」をモットーに多様な働き方を実践しています。柔軟な働き方が実現できるオフィスの仕組みが決め手となり、「THE E.A.S.T. 日本橋富沢町」に移転いただきました。
代表の井村氏に、入居の背景や働き方にかける想い、大人起業家としての意気込みについて伺いました。

オフィス移転の動機や背景について教えてください

以前は渋谷でオフィスを借りていました。
しかし、コロナ禍をきっかけにリモートワークやオンライン会議が増えたことで、オフィスのスペースを持て余していたんです。

そこで、フロアを縮小してコストも圧縮しようと、オフィスの移転を検討し始めました。

当初は、マンションの一室のようなコンパクトなスペースを考えていたのですが、狭いスペースだと二人以上でオンライン会議をした際に声が重なってしまうんですよね。
これでは、かえって費用対効果が悪いんじゃないかと思ったんです。

今より固定費を圧縮しつつも、複数人でオンライン会議も同時にできる。そんなコロナ禍でも働きやすいオフィスを探していたところ、ヒトカラメディアさんにTHE E.A.S.T. 日本橋富沢町をご紹介いただきました。

THE E.A.S.T. 日本橋富沢町に決めた理由を教えてください

一番の決め手はオフィスの仕組みです。
個室スペースを固定契約しながら、アドオンで会議室やブースを利用することができるので、大人数での会議だけでなく、個人のテレカンにも柔軟に対応できます。

ファンタラクティブには、デザイナーやエンジニアなど様々な職種のメンバーがいて動き方も異なります。そんな弊社にとって、必要なときに必要な分だけスペースを借りることができるのは、私が大事にしている「その日、自分が最も幸せに感じる働き方を選択する」という理念にもフィットしており、入居を決意しました。

また、日本橋や人形町といったイーストサイドにはこれまで馴染みが無かったのですが、これを機にエリアも変えて、気分を刷新するのも良いのではないかと思いました。

入居後の働き方の変化について教えてください

第一印象は、とにかく綺麗!でしたね。
リノベーションされた内装の雰囲気もすごく良くて、メンバーも気に入ってくれました。
以前よりも床面積はやや小さくなりましたが、それ以上のランクアップ感があります。
メンバーもWeb会議室や貸し会議室を自由に使っていて、「その日、自分が最も幸せに感じる働き方を選択する」ことが実践できていると思います。

費用の安さにも驚いています。
実際に、固定費を以前の3分の1ほどに抑えることができました。
これだけのアセットがありながら固定費を抑えることができるので、経費を抑えたいスタートアップにとって最適な環境だと思います。

東京イーストサイドに来てみて、良かったことについて教えてください

「日本橋にオフィスがある」ということで、お客様や銀行などのステークホルダーからの見られ方が変わりました。

イーストサイドには日本を代表する大企業が集まっていて、どこか落ち着いている雰囲気があります。ファンタラクティブというブランドも、イーストサイドに腰を据えることで一段と落ち着き「大人になった」と感じます。

また、渋谷と比較して、街のカルチャーが全く違うことも面白いと感じました。

街を歩く人の職種や年齢層も全く異なります。
弊社の事業で大事なことは、常にユーザーファーストであり続けること。
創業してからずっと渋谷を拠点としていましたが、ユーザーファーストを意識するには、特定のカルチャーに偏りすぎてはいけないはずです。
その点、渋谷とは全くカルチャーが異なるイーストサイドに来てみて、自分たちの視野を広げることに繋がりましたし、これまでとは違う視点からユーザーを意識できていると感じます。

東京イーストサイドの一員として、意気込みを教えてください

東京イーストサイドは、三井不動産をはじめとする大企業が集積するエリアですが、「大人起業家」と言われるようなスタートアップも集まってきています。

私は今年で30代半ばになります。
そして、ファンタラクティブは創業8年目を迎えます。
若さと勢いで乗り切ってきた創業初期とは違って、経験値を得た今だからこそ、勢いに任せるだけでなく、メンバーが働く環境や個々人のライフスタイルにも寄り添うことができています。

実は弊社には、家庭を持つ方や50代の方がジョインしています。これもひとえに、私自身も経営者として成長し、メンバーに寄り添うことができたからだと思います。

そのような、大人なメンバーが集まり安心して働くことができるようなスタートアップ像を、もっと世の中に広めていきたいと思います。

ファンタラクティブが大人起業家を体現することで、イーストサイドから、大人の手によって、日本のスタートアップシーンを盛り上げていきたいです。

ファンタラクティブ株式会社 代表取締役CEO 井村圭介
武蔵野美術大学デザイン学科卒業後、Web制作会社勤務、フリーランスを経て2014年にファンタラクティブ株式会社を設立。2017年まで複業の働き方で株式会社LiBのチーフデザイナーも兼務。デザイン・エンジニアリング・ビジネスの知見を活かして、新規サービスの立ち上げやサービスのグロースを支援している。