EVENT REPORT 2016.10.18. UPDATE

[開催レポート]UX HackCamp

2015年01月17日

場 所 KOIL

みんなの朝をクリエイティブに変える方法“朝ハック”を考えるアイデアソン第2弾
■アイデアソンとは?
アイデアソンとは、複数の人たちであるテーマに沿ったアイデアを出し合い、これまでにない課題解決、製品開発などに取り組むコンテスト形式のイベントです。プログラマーやデザイナーなど、開発スキルが必須なハッカソンと違い、あらゆる人が同時に取り組むことができます。KOILでは昨年9月に「津田大介・家入一真と考えるこれからの街の作り方アイデアソン」を実施し、80名を越える参加者の皆さんにお集りいただきました。

■朝ハックってなに?
今回のお題となっている「朝ハック」これは、通勤途中の電車の中や、バス停でバスを待つ数分感。慌ただしい朝のすき間の時間を使って、老若男女、世界中の人が楽しく気軽に参加できるアイデアソンを指します。今回のアイデアソンではこのイベントの仕掛けを考えます。こちら、骨組みが完成した暁にはHackCampによってほんとうに実施される予定も!KOIL発として、日本の朝を変える大きなムーブメントとなるような朝ハックのアイデアは登場したのでしょうか…?

■いざ、アイデアソンスタート!
今回は10名の参加者の皆さんとアイデアソンに取り組みました。さあ、アイデアを出しましょう!といっても、そうそうすぐに思いつくものではありませんよね。でも大丈夫。まずはマンダラートという用紙を使って、思いつくキーワードを書き出していきます。
※ちなみに連想の仕方には「近接」「因果」「類似」「対照」以上の4つのパターンがあるそう。
この用紙をもとに、出たアイデアをペアで共有していきます、5分という限られた時間でのアイデア出し(スピードストーミング)。ここでは実現可能性は度外視。また、唯一のルールは「プレイズ・ファースト」相手の意見を褒めましょう!この意見交換を、相手を変えながら全部で5セット行います。

スピードストーミングでアイデアの原型が見えてきたところで、それらにタイトルをつけて、用紙に書き出していきます。
1人3つずつ、合計30ものアイデアが机の上に並びました。投票によって上位4つを抽出。
これぞというアイデアのもとに分かれて4つのチームを作り、ここからはグループワークです。

■ちょっと休憩
アイデアソンは基本的にデスクワークですが、何時間も真剣に脳を使うので、意外にもすごくハードワークなんです。ということで、グループワークに移る前に少し気分をリフレッシュ、休憩をかねてKOIL見学ツアーを実施しました。ファクトリーの3Dプリンターに皆さん興味津々です!
■いよいよ後半戦
後半は、グループにわかれ、アイデアをより具体的なものにしていきます。 ここで重要となるのは「ユーザー体験」。いくらイベント自体に賞品や「いいね!」が押せる機能などをつけても、それだけでは決して毎日続きません、とファシリテーターの矢吹さん。毎日参加したいと思わせる動機は「体験のデザイン」にあるそうです。そういえば今回のアイデアソン「UX HackCamp」と名付けられていましたね! ※UX→User eXperience(ユーザー体験)のこと。

仮想のターゲットを設定し、その人が朝ハックに参加することによってどういう感情の動きを体験するのか。そのためにどういった仕組みが必要となるのか。各チームで仕組みを作り上げていきます。

■ついに発表!
通常アイデアソンでは順位をつけますが、今回は発表まで。 長時間のアイデア出しを経て発表された各チームのアイデアは以下の通りです。

【ロマンスの神様号アプリ】
朝の通勤列車の中で出会いを提供するオリジナルアプリのアイデア。 初期登録では男女ともに利用する路線を選択。同時刻に同じ路線を利用する男女をコンピューターでマッチング→合言葉、目印を設定し出会いに繋げる。投票の段階から絶妙なネーミングで好評を博したアイデア。

【グローバル・ストーリーテリング】
日本は朝でも外国では昼だったり夜だったり。そんな時差を利用して、日本と海外で壮大なリレー小説を紡いで行こうというアイデア。同時翻訳機能で言葉の壁もクリア。何気ない一文に文化やお国柄が反映される面白さも。朝の通勤電車の中を世界と繋げる、ワクワクするようなアイデア。

【企業の課題を解決!アイデアソンアプリ】
企業が解決してほしい課題を毎日1つ提示。通勤電車の中から課題に繋がるアイデアを投稿。2案目の投稿から、投稿の前にほかのアイデアへの投票を求められる。毎朝、一定時間後には投票数が発表され、継続した参加へのモチベーションアップにも繋げる。実現可能性が最も高いと評価されたアイデア。

【みんなで育てるみんなの木】
利用する沿線ごとにそれぞれバーチャルな木を育てるというゲームアプリのアイデア。電車内では毎日木を育てるために必要なアイテムが配られる。また「害虫」などのアイテムを利用することで、他の沿線の育てている木を攻撃することも可能。貢献感と共犯者意識の体験を重視し発案されたアイデア。

いかがでしたか?今回は朝のちょっとした時間を使ってクリエイティブになれる仕掛けのアイデアが4つも登場しました。この中から実現されるものが登場するかもしれません。どうぞお楽しみに!