EVENT REPORT 2016.09.06. UPDATE

[開催レポート]第16回ビジネスミーティング

2016年09月02日

場 所 KOIL

16回目のビジネスミーティングはKOILスタジオで開催。
2016年9月2日金曜日、16回目のビジネスミーティングが行われました。今回は会員さんのほか地域の金融機関の方、メディア、見学に来た学生のみなさん等いつも以上に多くの方が集まり、初めてKOILスタジオでの開催となりました。
最初にご登壇されたのは、波木香里様。フリーのグラフィックデザイナーとして活躍されています。ご幼少のころからテレビゲームを通じてITに親しんできたという経験を活かし、今まで数多くの大手企業の案件に携わってこられました。プレゼンの前半では、有名なゲームや飲食店、大手検索サイトなどにおける様々な実績をご紹介いただきました。名前を聞けばだれもが知っている案件を数多く手がけてこられた波木様。その豊富でユニークな事例はとても刺激的なものでした。
後半では、現在手掛けられている案件をご紹介。いまは柏市の中心市街地において、行政やまちづくり系の団体と一緒に地域を盛り上げるプロジェクトに積極的に参加されています。柏レイソルの試合を見に来るアウェイサポーターの方々に柏のまちを紹介するフリーペーパー「柏でよりみちアディショナルタイムズ」は、多くのメディアにも取り上げられています。そのほか狂言の楽しさをレクチャーするワークショップ、デザインやDTPのスクール講師など、受託案件であるかどうかにかかわらず主体性を強く感じさせるお仕事ぶりがとても印象的でした。
2組目に登壇されたのは、株式会社食器プロの渡辺裕二様と株式会社Refineの大塚和男様。お二人は今、新時代の食器通販サイトの構築に取り組んでいらっしゃいます。
まず渡辺様から、飲食店向け食器販売サイト「食器Pro.com」についてのご説明がありました。飲食業界における経験をもとに一人で始めたプロ向けの食器通販サイトは常に検索結果1位をキープし、先般、大手厨房機器・食器販売企業へ事業売却。現在はその会社が新たに興した「株式会社食器プロ」の取締役社長として事業の拡大を担っています。渡辺様からは事業の経緯、概要と「飲食業界のオールインワンサイト」を目指すというビジョンが語られました。また、積極的に31VENTURES会員のネットワークを活用し共に事業を大きくしていきたい、というメッセージが印象的でした。
続けて大塚様から、開発中のサイトについてご紹介がありました。eコマースサイトの制作構築を手掛け、KOIL入居以来大きく業績を伸ばしている株式会社Refine。月額6,000円のコワーキング会員から始められ、いまは中規模の個室で多くのスタッフを雇用していらっしゃいます。商品数30万点を目指す食器プロのサイトはどのようなサイトであるべきか、というご説明は、販売サイト構築におけるノウハウに満ちたもので、具体例をベースにしたウェブサイト構築セミナーという趣き。多くの会員さんの参考になっているようでした。
3組目にご登壇いただいたのは、コニカミノルタジャパン株式会社の藤塚洋介様。Clipニホンバシで積極的に様々なコラボレーションに挑戦されている藤塚様は、いま協業中の多くの企業の皆様と一緒にご参加くださいました。
前半は会社の概要と藤塚様のプロフィールのご紹介。スポンサーをつけて選手権にも出るほど情熱を傾けていたバイクレースでの大きなケガをきっかけに今まで以上に仕事にフォーカスしようと決意。新規事業を担当することになって1年半になるそうです。この期間に、「紙だらけ」の教育環境において資料のデジタル化や、感覚に頼ってきた評価の標準化などを手掛け、そこで得た「脱アナログではなく、デジタルとアナログの融合が重要」という知見を活かし、学研のグループ企業とともにハイブリッド出版サービスを立ちあげました。
(ハイブリッド出版サービスの開発についての詳細な記事はこちら)
そして後半は、広島の平和記念公園の千羽鶴を新たな紙として再生させるという最新のプロジェクトのご紹介です。大量に贈られる折り鶴、その1つ1つに込められている想いを無駄にしない方法はないかと相談され、千羽鶴の「再生」に取り組んだコニカミノルタジャパン。多くの企業・人の技術や気持ちをつなげて、折り鶴を美しい再生紙にし、循環させるモデルを実現しました。紙には想像力を掻き立てる力がある、という藤塚様。「思いをつなぐ。未来につなげる。」をキーワードに、100年かかってこの取り組みを世界中に広げたい、という夢を語って下さいました。長崎、沖縄、そしてニューヨークのグランドゼロなどに繋げていきたいという構想は、『折り鶴は「平和への投票」です』というお言葉とともに、多くの参加者の心を静かに打っているようでした。
プレゼンのあとは、恒例の懇親会です。いつも以上に多様な方々、多くの参加者に恵まれ、会場のそこかしこで会話の輪が出来ていました。
31VENTURESでは、今後も共創につながる様々なイベント・プログラムを開催してまいります。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。