EVENT REPORT 2017.05.26. UPDATE

[開催レポート]5/22 アイデアに出会う夜 Night 1_40ジャンルの情報チラミセnight

2017年5月22日

場 所 Clipニホンバシ

Clipニホンバシで開催された、電通総研Bチームによるシリーズイベント「アイデアに出会う夜」、その第1回の模様をご報告。
2017年5月22日19時、Clipニホンバシで電通総研Bチームによるシリーズイベント「アイデアに出会う夜」の第1回、「40ジャンルの情報チラミセnight」が行われました。
予想を大幅に超える90名以上の皆様にお集まりいただいた中、まず最初に代表の倉成英俊さんから、電通総研Bチームの目的や活動内容についてご説明がありました。
30年前からある電通総研の中で2年半前に倉成さんが立ち上げた「Bチーム」は、社会全体がイノベーションを必要としているいまの時代において、Think Tankではなく「Inspire Tank」として、多くの人々にインスピレーションを与えるための活動をしています。イノベーションとは、全く異なる情報と情報との再結合。情報の幅・質・深さ・鮮度が大切だ、と語る倉成さん。本業以外に「Bサイド」の活動を行っているユニークなリサーチャー40名が多くの事例を集め、そこからコンセプトを導き出し、具体的な事業や活動に繋げていることをご説明いただきました。

さて、さっそく事例紹介です。今回は電通総研Bチームメンバー40名のうち5名が、一人5分ずつの持ち時間で3~4つのユニークな事例を紹介してくれました。
↑左から、倉成英俊さん、後藤陽一さん、小柴尊昭さん、石田沙綾子さん、鳥巣智行さん
まず最初に、後藤陽一さんから、「スポーツ」に関するユニークな事例が紹介されました。100年前からあるような競技が今でも主流のスポーツ界において、新たなスポーツの「発明」や、既存スポーツの新たな提供方法などが革新的な価値を生み出している事例をご紹介いただきました。
次にお話しいただいたのは、小柴尊昭さん。「写真」を軸にした事例のご紹介です。写真集5,000冊をそろえる食堂や、世界一小さなフォトオフィス、中小企業における徹底したビジュアルへのこだわりなど、ユニークな事例を教えていただきました。
3人目は、石田沙綾子さん。テーマは「ハンドメイド」です。都内の有名な手づくり市で見つけた、子供の今の姿を手彫りで残すユニークな木彫り人形屋さんなど、デジタル主流の時代においてハンドメイドによるプロダクトやそのプロセスが提供できる価値についてお話しいただきました。
次にお話しいただいたのは、鳥巣智行さんです。長崎生まれの鳥巣さんは、「平和」をテーマにした活動をされています。最新技術によって白黒写真をカラー化することによって「あの日」の記憶をリアルによみがえらせる事例など、新たな技術や取り組みが社会の意識や姿を変えうる可能性についてご説明いただきました。
事例紹介の最後は、倉成さんから「コンセプト」をテーマにお話しいただきました。アウトドア関連のスタートアップが集積しているカナダの街、16歳の少年たちが政党をつくり市議になったドイツの例、江戸の庶民によるクリエイティブなオシャレなど、アイデアの核になりうる刺激的な事例をご紹介いただきました。

すごいスピード感で紹介される圧倒的にユニークな事例の数々に、参加されたみなさまのメモの手は止まることがなく、とても熱のこもった時間でした。
10分ほどの休憩のあと、参加者のみなさまとのディスカッションが行われました。冒頭、電通総研Bチームのみなさま同志が、それぞれが紹介した事例から何が読み取れるか、その周辺事例の紹介なども交えながらお話しいただきました。場が温まったところで、参加者の方々からの質問や感想など。多くは、ご自身が現在とりくんでいる活動やビジネスにおける課題について、具体的な解決策の方向性を話し合うようなかたちでお話は進んでいきました。

質疑応答の最後に、倉成さんから「no free lunch theory」という言葉がご紹介されました。無料のランチなんてものはない、万能のモデルなんてない。過去事例をモデリングするのではなく、それをヒントに新しいものを足したい、足さなければならない。その強いメッセージに、みなさま大きくうなずいていました。
そして最後に、この日倉成さんが最初から強調されていた「今日最も持って帰っていただきたいこと」、アイデアのきっかけになる新たな人との出会いのための懇親会が行われました。ほとんどの方が残って参加され、会場を埋めつくす人々の会話の輪は、終了時間を過ぎても続いていました。
次回の「アイデアに出会う夜」は「マジックワードカードでワークショップ」。6月19日月曜日に開催いたします。詳細はこちらです。皆様のご参加、おまちしています!